スタッフブログ

2023/05/31

小規模多機能ホーム「かわせみ苑」は、どんな施設？

「小規模多機能型居宅介護というサービスがあるけど、どんな施設なの？」

小規模多機能型居宅介護や小規模多機能ホーム、または小多機という言葉を聞いたことはありませんか？聞いたことはあるけど、どのような介護施設なのか疑問に思う方もいらっしゃると思います。

そこで小規模多機能型居宅介護の特徴と、「小規模多機能ホームかわせみ苑」はどのような施設なのか紹介したいと思います。

小規模多機能型居宅介護の特徴

小規模多機能型居宅介護とは、施設への『通い』を中心に、介護スタッフによるご自宅への『訪問』、いざという時に通いなれた施設に泊まることのできる『泊まり』の

３つのサービスを、１つの施設で合わせて提供することが出来る介護保険サービスです。

これまでの介護サービスは、御利用者様や御家族様の状況に合わせ「通い」「訪問」「泊まり」を選択し、複数の介護サービスを利用する際は、各サービス事業者と個別に契約しないといけませんでした。

しかし、御利用者様の状況は日々変化し、その都度利用するサービスを変更することは「新たに事業所を探す必要がある」「馴染みのスタッフと離れ、新しいスタッフと信頼関係を築く必要がある」など、御利用者様や御家族様にとって大きな負担となっていました。

このような負担や不安を解消するため、地域密着型サービスの小規模多機能型居宅介護が誕生しました。

３つのサービスを１つの施設で行える利便性。馴染みのスタッフが３つのサービスを行うため、御利用者様の不安を解消できることが大きな特徴です。

・小規模多機能型居宅介護のメリット

同一の施設で「通い」「訪問」「宿泊」の３つのサービスが受けられる

　受けるサービスに応じて、複数施設の契約をすることなく、１つの契約で３つのサービスを利用できる為、手続き等の負担が軽減されます。

生活や利用者の体調に合わせ、柔軟にサービスが利用できる

　例えば、独居で通いのサービスを受けていた際に体調が悪くなり、一人で自宅で過ごすことに不安という時、そのまま宿泊サービスで対応することも可能です。その時々の状況に柔軟に対応しサービスを受けられます。（定員がある為、空き状況により宿泊できない事もあります。）

馴染みのスタッフが対応する為、安心してサービスを受けることが出来る

　馴染みのスタッフが３つのサービスを提供する為、御利用者様の安心につながる。

・小規模多機能型居宅介護のデメリット

併用できるサービスに制限がある

　併用できるサービスに制限がある為、それまで利用していたサービスが受けられなくなる場合があります。

　「居宅介護支援」「訪問介護（ヘルパー）」「訪問入浴」「デイケア」「デイサービス」「ショートステイ」は併用できなくなります。（訪問介護、訪問リハビリ、福祉用具貸与・購入、住宅改修の併用はできます。）

ケアマネジャーを変更する必要がある

　小規模多機能型居宅介護には専属のケアマネジャーがいる為、サービス開始後は今までのケアマネジャーではなく、施設のケアマネジャーに変更しなければなりません。その為、新しいケアマネジャーとの関係を作らなければならないので、御利用者様や御家族にとって負担となる場合がある。

定員数を超えていた場合サービスを利用できない場合がある

　小規模多機能型居宅介護は少人数を前提としている為、利用できる人数に制限があります。定員数をオーバーしている時はサービスを利用できません。