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祖母の入院

私事ですが、祖母が入院しています。86歳にして、初めての入院です。

心臓の病気です。胸の痛みと呼吸苦、そして、入院生活の不自由さに苦しんでいます。

 

日頃、私は施設(病院)職員として、利用者さん、ご家族と関わっています。

祖母の入院を通して、家族の立場で病院を観る機会を得ました。有難い気持ち、窮屈な気持ち、色々です。

 

気づいたのは、私の両親らは医師の説明をあまり理解していないことです。

医療者が使う言葉や知識は、一般の人にはやはり難解です。

 

祖母は明日手術を受けます。手術と聞くと必ず思い出すことがあります。

 

まだ私が駆け出しのころ、担当の方に身寄りがない人がいました。

骨折をされ入院、手術となりました。

 

手術当日、私はいつものように事業所内で仕事をしていました。先輩から「○○さんのオペは?」と聞かれました。

「今日です。もう終わっているかもしれません」と答えました。

 

静かに、そして、厳しく、「一人でオペ室に入っていく不安が分からないの?一人で入れたらいかんよ」と。

 

 私は未だ未熟ですが、その当時は未熟だという自覚もありませんでした。先輩の指導の中で、未熟さを知りました。

私が職員の皆さんに、良さと未熟さを気づかせる先輩になれれば良いのですが。

 

明日は、お休みをいただきます。有給休暇。オペ室に入る祖母の傍らにいたいと思います。    こさか