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医療安全委員会からの活動報告

8月のブログ担当は、医療安全委員会です。

ケアポートでは、毎年恒例の夏祭り前に”食中毒”予防に関する勉強会を実施しています。

今年の夏祭りは、8月20日(土)に行う予定ですが、出店で、たこ焼き、フランクフルト、かき氷を職員が調理、販売するため、食中毒を起こさないように、鴻江病院の栄養士の方を講師に、職員全員を対象に講義をしていただきました。

<食中毒の予防三原則>

1 菌をつけない(清潔・洗浄)

 ★ まずは何よりも手洗い!!

  ・ 調理を始める前 ・生の肉や魚、卵などを取り扱う前後 ・トイレに行った後 ・オムツを交換したり、動物に

   触れたりした後 ・調理した食品を食べる前

 ★ 手洗いの他に、次の事にも注意!!

  ・ 生の肉や魚などを調理したまな板や包丁などの器具から野菜や果物などへ菌がつかないように、まな板

   を使い分け、包丁はしっかり洗う。

  ・ 焼肉などの場合は、生の肉をつかむ箸と焼けた肉をつかむ箸は、別のものにする。

 

2 増やさない(迅速・冷却)

  ・ 細菌の多くは、10℃以下では増殖がゆっくりとなる。また、マイナス15℃以下では増殖が停止する。

  ・ 食べ物についた菌を増やさないためには、低温で保存することが重要。

  ・ 肉や魚などの生鮮食品やお惣菜などは、購入後できるだけ早く冷蔵庫に入れる。

  ・ 冷蔵庫に入れても、細菌はゆっくりと増殖するので、冷蔵庫を過信せず早めに食べることが大事。

 

3 菌をやっつける(加熱・殺菌)

  ・ ほとんどの細菌やウィルスは加熱によって死滅する。

    細菌→食品の中心部の温度が75℃で1分間以上

    ウィルス→食品の中心部の温度が85℃で1分間以上

  ・ ふきん、まな板、包丁などは、細菌やウィルスがついている。特に肉や魚、卵などを使った後の調理器具

   は洗剤でよく洗ってから、熱湯をかけて殺菌すること。

 

 以上のことに、注意して皆さんに美味しく、楽しんでいただける夏祭りにしたいと思っています。

 みなさんも、ご自宅での食中毒に注意なさってください。